本田圭佑 ポルティモネンセ移籍を発表 リトルホンダは「ありがたくオファーを受け取っておけ」

 ブラジル1部ボタフォゴを退団した元日本代表MF本田圭佑(34)が4日、ポルトガル1部ポルティモネンセに加入したと発表した。自身が最高経営責任者(CEO)を務めるNowDo社が提供するプレミアム音声サービス「NowVoice」のライブ配信で「ポルティモネンセといういうクラブと6月末までの半年契約を結ばせてもらった」と明かした。

 移籍期間最終日の深夜に滞在先のホテルで就寝中に起こされ“デッドライン”直前に契約に至ったという本田は「いくつかオファーを頂いていたが、欧州というオプションではなかった」と語り、「欧州に戻りたかった。メキシコに行った時も欧州から出たら戻れないと言われていた。どうにかして戻って来たいと思っていた」と移籍の理由を明かした。

 2013年のミラン移籍の際に「心の中のリトルホンダが『ACミラン』と答えた」という名言を残した。今回は“リトルホンダ”から「『ありがたくそのオファーを受け取っておけ』と言われた」という。現在左脚を負傷中だが、実戦デビューの時期について「2月末に(試合に)出られるのは間違いない」と語った。

 目標と公言している東京五輪については「東京五輪がある前提で話をしているが、出るためにベストを尽くすだけ。できるだけ早く復帰して、毎試合とにかくアピールしなければいけない。1試合1試合が勝負。(選ばれる可能性については)僕目線では選べよと思うけど、現実的に森保さんの好き嫌いだと思う。ただ、僕を選んでおいたら、困った時に結果を出しまっせという準備はしている」と自信を示した。

 本田は20年1月にボタフォゴへ加入し、リーグ戦18試合に出場して2得点。同年12月19日のコリチーバ戦に先発出場し、後半19分に退いたのが最後の実戦となった。同年12月30日(日本時間同31日)に自身のツイッターで「ボタフォゴを去ります」と退団を表明していた。本田にとってポルトガルは8カ国目でのプレーとなる。

 ポルティモネンセにはGK中村航輔(25)とDF安西幸輝(25)が所属しており、今季は4勝3分け9敗の13位につけている。

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