ポルトのMF中島翔哉がUAE1部アルアインに期限付き移籍 2度目の中東、背番号22

 アラブ首長国連邦(UAE)1部アルアインは16日(日本時間17日)、ポルトガル1部ポルトから元日本代表MF中島翔哉(26)を期限付き移籍で獲得したと発表した。背番号は22。契約期間は明かされていないが、ポルトガル現地紙の報道によると、6月末までの半年間とみられる。アルアインの公式サイトを通じ「アジア最高のクラブの一つに加わることができてとても幸せで誇らしい」などとコメントした。

 中島は19年に約5カ月間、カタール1部アルドハイルに所属しており、中東でのプレーは2度目となる。アルアインには元日本代表DF塩谷司(32)も在籍している。17年8月にFC東京からポルトガル1部ポルティモネンセに期限付き移籍し、18年5月に完全移籍へ移行した。19年2月にアルドハイルに完全移籍。同年7月にポルトに5年契約で完全移籍し、背番号10を与えられた。

 昨季は新型コロナウイルスによる中断期間が明けた昨年6月の再開初戦でベンチ外となり、現地紙「ボラ」は妻の看病のためにチームを離脱しているなどと報じていた。同年10月の欧州チャンピオンズリーグ・マンチェスター・シティ戦で途中出場し、約7カ月ぶりの実戦復帰を果たしていた。今季はリーグ戦4試合の出場にとどまっており、5試合連続でベンチ外となっていた。

 UAE1部は昨年10月に開幕し、アルアインは15日のハッタ・クラブ戦に勝利。13試合を終え、6勝5分け2敗で5位となっている。

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