大分の主将“鉄人”DF鈴木義宜が清水へ完全移籍 片野坂監督の談話にも衝撃にじむ

 J1大分が30日、守備の中心を担ったDF鈴木義宜(28)が清水に完全移籍すると発表した。この日は、DF島川俊郎(30)の鳥栖への、FW渡大生(27)の福岡への完全移籍も発表された。

 鈴木は今季33試合、2970分間出場し、守備ラインの要を担ってきた。J3時代の2016年15節以来、フルタイム出場を続けてきており、今季も12月9日の柏戦(この試合はフル出場)で受けた頭部へのダメージの影響を考慮し12日札幌戦を欠場するまで、フルタイム出場を継続した“鉄人”。チームの主将でもあり、クラブに与える影響はあまりにも大きい。

 島川も守備的MFの一角として存在感を示した。今季は30試合に出場し2得点、出場時間は2016分だった。渡は23試合に出場し2得点。出場時間は1023分だった。

 鈴木については、片野坂監督がクラブの公式ウェブサイトでコメントを発表した。「クラブとしても私としても大変ショックで何故なのかと思い、本人と話し合い慰留を求めましたが残念ながら思いを変えることができず移籍する事となりました。大変残念で悔しく悲しい思いです」など、大きな痛手であることをうかがわせる内容になっている。

 今オフは、8得点でチーム内得点王の田中達也が浦和へ完全移籍。17試合に出場したGKムン・キョンゴンが兵役のため帰国。下部組織出身の23歳、DF岩田智輝が横浜Mへ完全移籍と主力選手の退団が続いている。

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