日テレ4発!皇后杯4連覇 史上最多の優勝数15に伸ばす

 「サッカー・皇后杯決勝、日テレ4-3浦和」(29日、サンガスタジアム)

 なでしこリーグ1部勢による決勝が行われ、日テレが浦和に4-3で競り勝って4連覇を果たし、歴代最多の優勝回数を15に伸ばした。2大会連続で同じ顔合わせの決勝。日テレは2度追い付かれたが、3-3の後半43分、小林里歌子(23)がこの試合2点目のゴールを決めて勝ち越した。リーグ女王の浦和はFW安藤梢(38)らの得点で粘りを見せたものの初優勝を逃した。

 日テレが激闘を制した。3-3とされた直後、キックオフから清水、宮沢、木下の連係で右サイドを切り裂き、中で待ち受けた小林が仕留めた。なでしこリーグで6連覇を逃し、タイトルを奪われた浦和が相手。主将の清水は「皇后杯こそはと、チーム全体に意識があった」。4大会連続で日本一の称号を手にし、永田監督は「ボールを持って、次の1点を取って勝つという哲学がある。それを見てもらいたかった」とうなずいた。

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