東京V社長交代、新体制に ゼビオが子会社化

 J2東京Vは25日、臨時取締役会を開き、羽生英之社長の辞任と、スポーツ用品販売大手のゼビオホールディングス副社長の中村考昭氏(48)が社長に就く新体制を決めた。東京Vの株主のゼビオは同日にクラブを連結子会社化すると発表した。今後は経営権を握る。

 三浦知良(現横浜FC)らを擁しリーグ創成期を支えた東京Vは、2009年に日本テレビが経営から撤退。経営難から存続危機に陥り、10年に当時Jリーグ事務局長だった羽生氏が社長に就き、立て直しに尽力した。

 今季は新型コロナウイルスの影響で入場料やスポンサー収入が減少し、再び経営状況が悪化していた。

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