「明治安田生命Ｊ１、川崎３－０名古屋」（１８日、等々力陸上競技場）

　首位を走る川崎は、本拠で名古屋を圧倒し、延長戦を含まない同一シーズンでの連勝記録を１１連勝に伸ばした。

　前半４４にＭＦ三笘薫が右ＣＫからの流れで、ボールを押し込んだ。さらに後半１２、２０分にはＭＦ中村のセットプレーからＤＦジェジエウが２得点。名古屋を突き放した。

　川崎はこれでリーグ１１連勝となった。今季、川崎はリーグ戦で１敗しかしていないが、その相手が名古屋（豊田ス、０－１）だった。８月２３日に１０連勝中だった川崎が同一シーズンの最多連勝記録を止められた名古屋に“リベンジ”成功。前回対戦時は敵地で０－１で敗れていた。

　記録が止まった際には鬼木監督は選手に対して「自分たちで記録を更新しよう」とゲキを飛ばしていた。８月２９日の清水戦から再び連勝街道がスタートした。そこから敗戦はおろか、引き分けすらせずに全勝。堂々たる戦いぶりで新記録を樹立した。