G大阪が“鬼門”味スタ突破で6連勝 19年ぶりFC東京にアウェーで勝利
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「明治安田生命J1、FC東京0-1G大阪」(10日、味の素スタジアム)
G大阪が19年ぶりに味スタで白星を挙げた。FWアデミウソンが決めたPKでの1点を守り切り、2年ぶり6連勝となった。
前半39分、右サイドからのクロスでMF三田啓貴のハンドを誘ってPKを獲得。「1点勝負だと思っていた」とプレッシャーの中でFWアデミウソンが冷静にゴール右隅へ決勝点を入れた。
降りしきる雨でぬかるんだピッチに両チームが苦戦、普段通りボールを運べない状況だった。宮本恒靖監督は試合前から「通常やりたいサッカーは割り切って、今日に関しては表現しなかった」と勝利のみを目指した。後半は、FC東京のロングボールから押し込まれ決定機を続けて作られたが、一体となり失点を許さなかった。
J1でFC東京からアウェーで最後に勝利したのは、宮本監督も現役で出場していた2001年以来となった。16試合勝ちがなかったことに「そんなに勝ててなかったのかと最近気付いた」と指揮官。「みんなの頑張りで勝ち切れたのはクラブにとっても良かった」と“鬼門”突破となる勝ち点3をかみしめた。