MF南野止まった 国際Aマッチ出場6戦連続得点ならず

 「国際親善試合、日本0-0カメルーン」(9日、ユトレヒト)

 20年初戦となる日本はカメルーンと0-0で引き分けた。新型コロナウイルスの影響でW杯予選が延期されてきた日本にとって、19年12月以来の試合。

 新10番の初陣は不発に終わった。国際Aマッチ5試合連続ゴールを決めていた南野だったが、無得点のまま後半26分に途中交代。日本代表では85年に木村和司が記録した6試合連続に肩を並べることはできなかった。「記録のことは知らなかった。こだわりはない。チームの勝利に貢献できなかったことが悔しい」と消化不良の引き分けを振り返った。

 招集外となった中島翔哉(ポルト)に代わって新たに10番を背負った。定位置のトップ下で先発出場し、後半から2シャドーの一角として71分間プレーした。開始早々から果敢な守備を見せ、前半19分には左足でチーム最初のシュートを放った。「強引でもゴールに向かうプレーが必要」と同22、43分にも積極的にゴールを狙ったが、ゴールをこじ開けるには至らなかった。

 南野にとっては昨年11月のW杯予選以来の代表戦となった。久々の招集で円滑な連係は影を潜め「難しい流れの中で自分たちの攻撃という部分はいつもより少なかった」と正直な反省が口を突いた。

 1月に世界的な名門リバプールに移籍して以降、初の代表活動にもなった。最高峰で磨かれた心技体に注目が集まったが「何かを示せれば良かったが、チームとして無得点だったことは残念」とうつむいた。「試合で結果を出してこそ成長を実感できる」と語っていた。連続得点こそ止まったが、成長を証明する結果は次戦で示す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス