「沙捺、取ったで」西田凌佑やった!文句なしの3-0判定で9戦目で世界奪取 ロドリゲスから4回に左ボディーでダウン奪う

 「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)

 挑戦者の西田が王者ロドリゲスに3-0の判定勝ち。9戦目で世界タイトルをつかんだ。

 西田は初回からスピードのある右ジャブで主導権を握り、4回には左ボディーでダウンを奪った。中盤はロドリゲスの反撃に苦しむ場面もあったが、接近戦でのボディー攻撃で再びペースをつかみ、そのまま最終回まで押し切った。判定は3人のジャッジのうち、1人が7ポイント差、2人が3ポイント差と明白に西田の勝利を支持していた。

 西田はリング上のインタビューで「妻に本当に感謝したい。“沙捺、取ったで”」とリングサイドで観戦した夫人に感謝の言葉を述べた。「圧倒的な不利の予想の中で、自分を信じてくれた人たちの期待に応えられて良かった。これで負けたら辞めるつもりだったので、先のことは考えられない」と話した。これでバンタム級はWBCの中谷潤人(M・T)、WBAの井上拓真(大橋)に続き、日本人王者が4団体のうち3団体を独占した。

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