フィンク監督電撃退任に神戸MF山口「聞いたばかりで整理難しい」

 J1神戸は22日、トルステン・フィンク監督(52)の意向を受け、21日付で退任したと発表した。セバスチャン・ヘッドコーチ、モラス・アシスタントコーチ、ニコラ・フィジカルコーチは契約解除となる。後任は未定で、23日の鳥栖戦(ノエスタ)はスペイン人のマルコス・ビベス・アシスタントコーチが暫定的に指揮を執る。

 クラブによると、フィンク監督は21日に辞任の意向を伝え、22日午後の練習前に自ら選手に伝えたという。

 神戸市内での非公開練習後、オンラインでの取材に応じたMF山口蛍(29)は「僕たちもさっき聞いたばかりなので、なかなか整理するのは難しい」と動揺を隠しきれない様子だった。試合前日の監督退任という異例の事態だが「試合は待ってくれないので、明日の試合に勝つことに集中しないといけない」と気持ちを立て直していた。

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