INAC神戸“読書好き”の鮫島、高瀬が殺菌成分入り美容液を図書館に寄贈
サッカー女子プレナスなでしこリーグ1部のINAC神戸は27日、殺菌成分を含んだ美容液(レスペア ヒアロクリーンローション)を東灘図書館(神戸市東灘区)に寄贈し、安本卓史社長(47)とチーム内でも読書好きで知られるDF鮫島彩(32)、MF高瀬愛実(29)が寄贈式に参加した。
美容液はINAC神戸のスポンサー企業でもあるクオレ株式会社(大阪府吹田市)とINAC神戸が共同企画したもので非売品。消毒液ではないが殺菌成分を含んでおり、手荒れ防止の効果もあり、INAC神戸は神戸市内の文化・スポーツ施設へ計550本を寄贈する。
同図書館はスタッフの約8割が女性という。美容液には保湿効果もあり、鮫島は「本はいろんな方に触れていただきたい。(美容液は)消毒も保湿もできて一石二鳥なので、ぜひ活用していただきたい」と語った。
INAC神戸は4月4日から活動を休止しており、現在も選手は自主トレを続けているが、緊急事態宣言が解除されたことを受け、来週にも全体練習を再開する予定となっている。リーグ戦の開幕に向けて、高瀬は「先が見えない状態だったが、ちょっとスタートが見えてきてホッとしている」と正直な胸の内を明かした。