FC東京 小平で練習再開 3グループで、飲み物は各選手に分け 東は「幸せ」

 J1FC東京は25日に発表された緊急事態宣言の全面解除を受けて26日、都内の小平グラウンドで練習を再開した。キャプテンのMF東慶悟(29)と長谷川健太監督(54)が練習後にオンラインで取材に応じた。

 約2カ月ぶりのトレーニングに東は「小平のきれいな芝生の上でサッカーができるのは幸せを感じる」と実感を込めた。

 活動再開に当たって3グループで時間帯を分けて1時間弱の練習となった。練習前後の手洗い、うがい、用具の消毒、飲み物も選手それぞれに分けるなどして最大限の感染予防対策を施した。

 リーグの再開日は29日にも決定される。再開は6月下旬から7月上旬と見られ、準備期間は4、5週間となる。東は「4、5週でトップコンディションは難しい。やりながら合わせることが大事になる」。これまでチームでのリモートトレーニングや個人で体を動かしてきた。「ここからさらに実践に近い練習になってくる。それまでの下地は選手全員できている。スムーズに入れるのではないか」と調整には自信を見せた。

 先に再開したドイツ・ブンデスリーガのように無観客になることについて問われると「経験したことないのでやってみてどうかな。でも今はDAZNなどで観られていると思いながらプレーしたい。テレビ越しに見ている人に少しでもパワーを与えたい」と意気込んだ。

 長谷川監督は「もし7月上旬(再開)となれば、6月に入ってから全体練習を再開できたとして、4週間という期日の中で試合をやらないといけない。なかなか大変だなと思っている。あまり焦って上げると選手のけがにつながる。選手のコンディションを見極めながら」と頭を悩ませながらも再開を見据えた。

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