田嶋会長、森保監督との「契約が白紙に戻るとは思っていない」退院しウェブ会見

 新型コロナウイルスに感染した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が2日、ウェブを利用した記者会見を開き、同日都内の病院を退院したことを明かした。

 田嶋会長の入院中には東京五輪が来夏に延期されることが決定した。森保一監督のA代表との兼任については「W杯予選の見通しも全て立っていない。(五輪の)日程や年齢も含めて、しっかりとした方向がこの一月、二月で決まると思う。その中で関塚代表チームダイレクター、技術委員会でしっかり話して決めてもらいたい。本人の意思ももちろんある。1年間延びたことでどうするか、しっかり話し合わなければいけない。もちろん替えることを前提に申し上げている訳ではない」と語った。

 さらに「自分としては東京五輪までの契約をしているのであって、1年延びたことで契約自体が白紙に戻るとは思っていない。1年延びたことで兼任できないスケジュールになれば、技術委員会でしっかり考えて決めてもらえればいい。兼任を決めた時と状況は変わっているのでしっかりと議論をしてから。ただ、まだ23歳(以下)なのか24歳(以下)なのか決まっていないことが多く、W杯予選がどうなるかも分からない中ですぐに人事を議論するのは早いかなという気がする」との考えを示した。

 また、23歳以下とされている男子サッカーの年齢制限については「最終的な決定はされていない」と断った上で「24歳に切り上げた上で、予選を突破したチームが参加することに落ち着くのではないかと言われている」との認識を示した。

 田嶋会長は3月14日に発症し、同15日の検温時に微熱を確認。同16日に文京区の保健所に相談し、同17日に新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性反応が出たと発表していた。

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