C大阪が2年連続の開幕完封星 “桜の壁”健在!今季も先制逃げ切り

 C大阪・ロティーナ監督
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 「明治安田生命J1、C大阪1-0大分」(22日、ヤンマースタジアム長居)

 C大阪は大分に1-0で勝ち、白星発進した。前半8分にFWブルーノメンデス(25)決めたゴールを守り切った。昨季J2を制して昇格した柏はMF江坂任(27)の2得点などで札幌に4-2で快勝した。2季ぶりの優勝を狙う川崎はゴールを奪えず、鳥栖と0-0で引き分け。仙台-名古屋も1-1で引き分けた。

 “桜の壁”は今季も堅固だった。C大阪が1点を守り切り、2年連続の開幕戦勝利を飾った。決勝点は前半8分、MF清武のCKをFWブルーノメンデスが頭で合わせた。直前にショートCKを2度続け、3度目で相手の意表を突いた。今季チーム1号を決めたブラジル人は「練習が結果につながった」と白い歯をこぼした。

 先制すれば負けない。昨季リーグ最少25失点を誇った堅守が今季も立ちはだかった。開始4分に大分FW知念のシュートをGK金鎮鉉が好守で阻んだ。大分の執ようなクロスもDFマテイヨニッチと瀬古の両センターバックがはね返し続けた。

 自軍の倍以上となる15本のシュートを浴びたが、ゴールポストにも助けられての完封勝利。ロティーナ監督は「前半は大分が全ての面でわれわれを上回ったが、集中して守れた」とうなずいた。

 桜の守護神は「(守備は)去年から自信につながっている。不安はなかった」と胸を張った。先制からの逃げ切りは今季も鉄板の“勝利の方程式”となる予感を漂わせた。

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