J1神戸が悲願の初優勝!鹿島を2-0で撃破 イニエスタ、ポドルスキ、ビジャが歓喜
「天皇杯・決勝、神戸2-0鹿島」(1日、国立競技場)
神戸が悲願の初タイトルを手にした。
先制点は前半18分。左サイドをDF酒井高が突破し、FWポドルスキのクロスが相手に当たるオウンゴールで先制した。さらに同38分にはDF西のクロスをFW藤本が合わせて追加点。国内外合わせてタイトル20冠を誇る常勝軍団を突き放した。
イニエスタ、ポドルスキも存在感を示し、神戸はクラブ創設以来、25年目で初のタイトル獲得。この試合限りで現役を引退する元スペイン代表FWダビド・ビジャは、終了間際に出場。わずかな時間ながら大きな喝采を浴びながらプレー。タイトル獲得の瞬間をピッチ上で味わった。
神戸は天皇杯優勝で来シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。日本の第2代表として、J1王者の横浜Mと共に、本大会から出場する。
来夏の東京五輪ではメーン会場となる国立競技場は、改修後では初のスポーツイベント開催となった。この日のチケットは完売で5万7597人の観衆を集めた。