MF仲川輝人、酷評に燃える「結果を出せば、その評価が変わる」 日韓戦へ決意

 「東アジアE-1選手権」(16日、釜山)

 3大会ぶり2度目の優勝を目指すサッカー日本代表は16日、最終戦の韓国戦(18日・釜山)に向けて釜山市内で練習を行った。

 MF仲川が、日韓戦での躍動を誓った。今季のリーグ得点王であり、MVP。大きな期待を背負って14日の香港戦で代表デビューを果たしたが、慣れないシャドー(2列目)のポジションでのプレーという側面もあって、無得点に終わった。

 長いリーグ戦を通しての結果を見れば、実力面は疑いようがない。だが、期待値の高さから香港との試合後には厳しい論評も起きた。仲川自身もそのような評価を目にしたといい「まあ、しょうがないで終わらしちゃいけないと思いますけど…。でも個人としての結果で言えば何もしてないので、そういう風に評価されるのは正しいと思うところはある。そういったのを見たり、聞いたりして、なにくそっていうか。結果を出せばその評価が変わるっていうか。そういった気持ちになった」と気合を入れ直した。

 最終戦の韓国戦は、2連勝同士の対決で優勝が決まる一戦。自身は初の日韓戦というが「激しい戦いですし、自分がテレビで見ていたときも90分間というか、試合の笛が鳴るまで何が起こるか分からない試合。一瞬たりとも気を抜いちゃいけない。高い集中力を持ってやっていく。レベルが全然違ってくるので一瞬の隙で点をとられることもある。集中力をなくさないように戦って行ければ」と意気込んでいた。

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