小川、デビュー戦でハット 菅だ!田川だ!初弾ラッシュで森保ジャパン5発爆勝

 「東アジアE-1選手権、日本5-0香港」(14日、釜山)

 3大会ぶりの優勝を目指す男子の日本は香港に5-0で大勝した。中国との第1戦から先発全員を入れ替え、東京五輪世代のFW小川航基(20)=水戸=が日本代表史上3人目となる代表デビュー戦のハットトリックを達成するなど圧倒した。4大会ぶりの優勝を狙う女子の日本代表「なでしこジャパン」は中国に3-0で完勝し、2連勝。こちらもFW岩渕真奈(26)=INAC神戸=が3得点と活躍した。15日に韓国が台湾戦で勝利を逃すと、日本は17日の韓国との最終戦を前に優勝が決まる。

 日本サッカー史に残る代表デビューとなった。右足2発に、頭で1発。FW小川が2010年1月6日のアジア杯予選イエメン戦のFW平山相太(FC東京)以来、日本代表史上3人目となるAマッチのデビュー戦でのハットトリックを達成した。

 まずは2-0で迎えた前半26分だ。パスを受けると素早い反転から右足を振り抜いた。「受けてターンしてニアに決めるというのは、僕が得意としている形でもあるので。それが早い時間に出たので波に乗れた」。前半終了間際にはゴール前のこぼれ球に反応。これを押し込み2得点目。ストライカーのきゅう覚を感じさせた。そして仕上げは後半13分。左のショートCKからの流れから、MF大島のクロスを混戦でも冷静に頭で押し込んで大記録を達成した。

 自然体が小川の体をゴールへと導いた。「プロ4年目で、自分の中で点が取れた時と取れていない時の感覚が徐々につかめている」。何としても得点が欲しい国際Aマッチデビュー戦だが、肩の力を入れることなく、いつも通り、試合前には友人と電話するなど自然に過ごした。「特に何かを意識することなく過ごすことが、自分の中でフィットしている」。その結果のハットトリックだった。

 ただ、東京五輪代表のエースを狙う男の自己採点は辛い。「アピールになったかどうかは、正直ちょっとわからない。相手が相手なんで。特に感情移入することなく次の試合に向けて準備をしたい」。最終戦は優勝をかけた日韓戦。「韓国というところで絶対に負けてはいけない。負けないために最高の準備をしたい」。そう語る若きストライカーの表情は頼もしかった。

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