J1浦和 台風19号で水没のサッカー場支援 宇賀神がクラウドファウンディング立ち上げ

 J1浦和の元日本代表代表DF宇賀神友弥(31)が3日、台風19号で水没したサッカー場「レッズランド(さいたま市)」と「彩湖・道満グリーンパーク(戸田市)」を復活させるため、クラウドファウンディングによる復興支援プロジェクト「きみのて」(https://readyfor.jp/projects/kimipro)を立ち上げた。

 「レッズランド」は宇賀神が浦和の下部組織時代に過ごした“原点の地”で、「彩湖・道満グリーンパーク」は自身が主宰して年1回行っている「UGAJIN CUP」で使用している。10月の台風19号による記録的大雨で荒川が氾濫し、水深5、6メートルに達する大量の水が流れ込んだため施設は水没。約1カ月が経過した現在も早期の営業再開が難しい状態だという。

 全滅した芝生を修復する費用を集めるため、宇賀神が発起人となって復興支援プロジェクトを創設。浦和ユース出身の関根貴大、橋岡大樹、荻原拓也(ともに浦和)、小池純輝(J2東京V)、山田直輝、岡本拓也(ともに湘南)、加藤順大、エスクデロ競飛王(J2京都)、矢島慎也(G大阪)、堤俊輔(J2鹿児島)らが賛同した。

 宇賀神は「自分に何かできないかと思い、プロジェクトを立ち上げることにした。人は困った時に手と手を取り合い助け合う。私たちの愛するサッカーもいろいろな場面で手と手を取り合い助け合う。このプロジェクトを通じて、水没して使えなくなった芝生を張り替えるための費用を集めたいと思います。皆さんぜひご協力をよろしくお願いします」と呼び掛けた。

 1口3000円から支援が可能で、5000円以上でお礼メッセージ、サイン入りの色紙、ユニホーム、スパイクなどのリターンが受け取れる。目標金額は300万円で、支援募集は来年1月31日午後11時までとなっている。

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