鹿島・レオシルバ、浦和・森脇の暴言問題「彼は彼で生きていけばいい」

 JリーグがJ1浦和のDF森脇良太に2試合の出場停止処分を課し、森脇自身が謝罪会見を開いてから一夜明けた10日、当事者である鹿島MF小笠原満男、レオシルバがそれぞれ報道陣に対応した。

 小笠原は「謝罪の言葉の中で『今後、こういうことがないように気をつけます』とあった。自分はその言葉を信じたい。処分を求めたわけじゃなく、こういうことがないようにしてほしいと思った。これまでもダヴィやカイオがピッチでの言い争いの後、試合後、ロッカーで落ち込んで、悲しんで涙を流していたこともあった」と話した。

 Jリーグ規律委員会が森脇の「くさい」発言が「誰に対しての発言か特定できなかった」という結論を出したことに関しては不満を明らかにした。「審判、浦和の選手、鹿島の選手も聞いている人がいる。事情聴取してほしい。自分と森脇選手に聞いただけで、レオシルバ選手に聞いているわけじゃないし」と話した。

 レオシルバは「誰でも過ちやミスはある。人に害を与えたらすぐに謝罪するべき。試合後にピッチで僕に対して謝るべきだった。処分が下されてその後、謝られても無意味だ。彼は僕自身に関わりのない人だし、今後も関わることはない。彼は彼で生きていけばいい」と話した。

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