J1浦和 森脇良太の退団を発表「クラブに対して何も残すことができなかった」

 J1浦和は3日、DF森脇良太(33)が契約満了で退団することを発表した。

 サンフレッチェ広島から13年に浦和レッズに移籍。J1では通算302試合に出場し、19ゴールを決めている。

 森脇はクラブを通じてコメントを発表した。退団を報告した上で「2013年の加入から7年間、浦和レッズという素晴らしいクラブで僕自身かけがえのない時間を過ごさせてもらいました。そのクラブや、僕にとっても特別な存在のファン・サポーターのみなさん、そしていつもサポートしていただいているパートナー企業のみなさん、関係者各位の方々に対して、どう自分の言葉で表現して感謝の想いを伝えることがベストなのか、なかなか良い言葉が見つからないです…」と、複雑な心境を吐露した。

 昨シーズンから出場機会が減少。「もう少しだけ僕自身、浦和レッズでプレーできると信じ、まだまだやるべきことはあると思っていましたが、この結果になったのも全ては僕の実力不足です。僕自身は素晴らしい時間を過ごさせてもらった7年間でしたが沢山の方に迷惑をかけ、このクラブに対して何も残すことができなかったことが情けないし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。

 一方で、明るいキャラクターの一面ものぞかせ「それなのに、みなさんからの愛情はたくさん受け取ってしまいました。浦和レッズのエンブレムを胸にこのクラブで戦う責任と覚悟とプレッシャー、魂はどれも幸せな時間でした」と感謝。残り1試合、7日のG大阪戦に向けて「最後の1秒まで感謝の気持ちを持ち、浦和レッズでプレーする責任と覚悟を持って残りの時間を過ごしていきます」と決意も記した。

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