神戸・イニエスタが絶賛!残留確定弾の代表帰り古橋に「彼の成長を手助けしたい」

 J1残留を決め、サポーターにあいさつするイニエスタ(左)とビジャ
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 「明治安田生命J1、神戸1-0C大阪」(23日、ノエビアスタジアム神戸)

 J1神戸が日本代表FW古橋亨梧(24)のゴールでC大阪を下した。神戸は勝ち点41とし、2試合を残して16位以上が確定したためJ1残留が決定した。

 0-0の均衡が破れたのは後半31分だった。日本代表MF山口蛍(29)の鋭い縦パスを受けた古橋が1人をかわして左足で右隅に突き刺した。「いいパスをもらえた。しっかり止めることができて、気持ちで押し込めた」と喜びに浸った。古橋は今季10得点目で、J1では自身初の2桁得点を達成した。

 残留確定を導いた古橋について、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)は「チームにとって重要なキープレーヤーの一人。クオリティーは素晴らしく決定力もある。自分を成長させることにひたむきな選手で、彼の成長を手助けできるように努めている」と絶賛した。

 アシストを記録した日本代表MF山口蛍(29)が「勝負のパスだったので、けっこうきついボールだったが、トラップ、シュートも含め完璧だった。(古橋)亨梧を褒めるべき」と語れば、トルステン・フィンク監督(52)も「基本的に一人の選手を褒めたりしないが、今日はあらためて褒めたい」と切り出し、「彼はスピードもあるし、体のサイズの割にはパワーもある。ゴールもアシストも決める。私が来てから“伸びしろ”という部分では一番。常に『もっと上手くなりたい』という意思が伝わってくる選手で、その努力が報われるのは見ていて気持ちがいい」と賛辞を惜しまなかった。

 17年のJ2岐阜入団から、3年足らずで代表デビューを果たした。急成長を遂げる24歳を取り巻く環境は劇的に変化しているが、古橋は「僕の課題は決め切る力。課題があるのでまだまだ成長できる、上を目指せる」。謙虚なまま、さらなる高みを見据える。

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