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中島 クローバー交じる劣悪ピッチも「大丈夫」 公園で磨いた技術力見せる

 「W杯アジア2次予選、キルギス-日本」(14日、ビシケク)

 7大会連続でのW杯出場を目指すサッカー日本代表は13日、キルギス戦に向けて試合会場のドレン・オムルザコフ・スタジアムで冒頭15分間をのぞく非公開練習で最終調整を行った。決戦のピッチは雑草混じりで、ところによって土がむき出しな環境だが、MF中島翔哉(25)=ポルト=はどこ吹く風。幼少期からプロ入り後も“公園サッカー”で鍛え上げた適応能力で、森保ジャパンを勝利に導く。

 厳しいピッチ環境だからこそ、際立つ技術がある。日本代表史上、敵地でキルギスと対戦するのは初めて。代表スタッフが「ターフ(芝生)ではなく、グラス(草)。クローバーも交ざっています」と語るピッチに、多くの選手が「やってみないと分からない」と警戒する中、中島はいつも通り柔和な表情でさらりと言ってのける。

 「(ピッチの状態は)もともとあまり気にしないので、大丈夫だと思います。場所によってちょっと(やり方を)変える部分はあると思うけど、もともとそんなに気にするタイプではない」

 その言葉を、実際に証明した一戦がある。9月に行われた、W杯予選初戦となった敵地でのミャンマー戦。降りしきる雨と、ぬかるむピッチと過酷な環境だったが、前半16分に正確なボールタッチから鮮やかなミドル弾で先制点。チームの勝利に貢献した。

 ピッチコンディションに左右されない技術は、公園で磨いた。幼少期から時間を見つけては公園でボールを蹴った。東京Vの下部組織に入っても、プロデビューを果たしても、習慣は変わらない。プロでのアウェー遠征時であっても、ネットで公園を検索して自主練習に励む。思い通りのボールを蹴るために費やした時間は、どんなピッチでも適応できる能力を授けた。

 不在のFW大迫、U-22代表にまわったMF堂安、久保建。前線の顔ぶれは変わるが「今までやってきた選手ばかりなので大丈夫。ホームでもアウェーでも簡単な相手はいない。全力で得点を目指してできれば」。輝きに陰りが差すことはない。

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