サッカーのイタリア１部リーグ（セリエＡ）のボローニャへの加入が決まった日本代表ＤＦ冨安健洋（２０）が１５日、成田空港から現地に向けて出発した。シントトロイデン（ベルギー）からステップアップを果たし「開幕からスタメンで出られるようにアピールしたい」と決意を口にした。

　来年の東京五輪での活躍も期待される１８７センチのセンターバックは「守備を学びたい。素晴らしいストライカーと対戦することで僕も成長できると思う」と伝統的に堅守が特徴のリーグでの挑戦が楽しみな様子。「後ろからチームを動かせる選手になりたい。壁にぶつかっても諦めずに継続してやりたい」と話した。