サッカー女子日本代表主将の熊谷紗希(リヨン)らが12日、東京都内で記者会見を開き、競技の普及や選手のキャリア構築支援、社会貢献などを目指す「一般社団法人なでしこケア」の設立を発表した。女子選手でつくる団体で、代表理事に就任した熊谷は「日本女子サッカーの未来のために、何ができるか考え、探し、行動していく」と意気込みを述べた。
元日本代表で国際サッカー連盟(FIFA)が運営する大学院「FIFAマスター」で学んだ経験を持つ大滝麻未(千葉)が発案者。選手のセカンドキャリア支援のための勉強会を開いたり、難病の子どもやその家族を訪問したりする計画があるという。