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なでしこ敗退…東京五輪へ厳しい現実 身体能力に勝る欧州勢8強中7チーム

 オランダに競り負け、膝に手をつく熊谷。奥は長谷川(共同)
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 「サッカー女子W杯・決勝トーナメント1回戦、オランダ2-1日本」(25日、レンヌ)

 日本代表「なでしこジャパン」は決勝トーナメント1回戦で、欧州王者のオランダに1-2で惜敗。3大会ぶりに8強入りを逃した。1-1の後半は主導権を握って何度も決定機をつくったが、終了間際にDF熊谷紗希(リヨン)のハンドで与えたPKを決められた。この日で8強が出そろい、前回覇者の米国以外の7チームは欧州勢が占めた。

 欧州王者を追い詰め、それでも最後は押し切られた。「悔しい。これが自分たちの実力」と声を絞り出した岩渕の頬に大粒の涙が伝った。2大会連続のファイナリストが16強で姿を消した。

 前半17分、オランダの左CK。ゴール前には5人の相手選手がいた。誰が何番をマークするかは事前に確認していた。しかし、実行することはできず、フリーのマルテンスに先制点を決められた。

 ただ、決勝トーナメントに入り、日本はようやく本来の姿を見せた。前半43分に杉田の斜めのパスを菅沢が落とし、岩渕が巧みに相手をかわして短い縦パス。得意の素早い連動から、ゴール前へ走り抜けた長谷川が決めた場面は、なでしこの真骨頂ではあった。

 後半には前線のボールの追い方など守備の方法を修正。ショートカウンターから何度も得点機を作ったが、ゴールを割れない。そして同45分、PKで決勝点を献上。2011年に優勝し、15年は準優勝していたW杯の舞台から姿を消すことになった。

 高倉監督は「惜しい場面がたくさんあったが、決め切るところで力が足りなかった。最終的にチームを勝たせることができなかったのは自分の力不足」と振り返った。東京五輪まで約1年。世界のトップレベルは体験できたが、強豪勢を倒すまでの力はなかった。

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