鹿島2年連続8強!土居が父の誕生日に贈る敵地2発 アウェーゴールで勝ち上がり

 「ACL・決勝トーナメント1回戦第2戦、広島3-2鹿島」(25日、エディオンスタジアム広島)

 2連覇を目指す鹿島が初の8強入りを狙う広島に2-3で敗れて2戦合計3-3となったが、アウェーゴール数で上回り、準々決勝に進んだ。鹿島は土居聖真(27)のゴールで前半を1-0で折り返すと、劣勢の後半にも土居が得点した。広島は後半に3点を奪ったが及ばなかった。準々決勝は第1戦が8月26~28日、第2戦は9月16~18日に行われる。

 したたかに180分間の勝負を制した。敵地で敗れ、2戦合計で同点とされた鹿島だったが、MF土居が決めた2つのアウェーゴールが、前回王者を2年連続の準々決勝進出へと導いた。

 前半33分に先制点を決めた。さらに「チャンスをものにできれば勝てると思っていた」と、1-2の後半44分に8強を決定付ける得点を沈めた。試合前日の24日は父通孝(みちたか)さんの48歳の誕生日。「いいプレゼントができた」と端正な顔に笑みを浮かべた。

 負傷者が相次ぐサイドバックを、本職ではない永木と町田が務めた。不安定な守備もあって3点を失い、敗退の瀬戸際まで追い詰められた。それでも勝ち上がるのが鹿島だ。「負けたけど次のステージに行けたことが大事。ポジティブに捉えている」。勝負強さを誇るように、三竿は胸を張った。

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