A代表初選出の広島GK大迫10度目完封劇 攻撃陣は4発
「明治安田生命J1、浦和0-4広島」(26日、埼玉スタジアム)
広島は浦和に圧勝し、連敗を5で止めた。
若き守護神が仁王立ちした。A代表に初選出された19歳のGK大迫は派手なセーブこそなかったが、安定した守備で浦和の攻撃を封殺。今季、出場した公式戦17試合目にして、10度目の完封劇。攻撃陣も4ゴールと奮起し、連敗を5で止めた。
視察した日本代表の森保監督は、大迫について「自分の前の選手を動かして、安定した守備ができるのかというのが大事。うまくDFラインの選手と連係して守れている」と評価。後半7分には高精度のフィードでカウンターを演出。大迫自身も「代表合宿に良い形で行きたいと思っていた。無失点は自信になる」と笑顔だった。
試合後には「憧れの存在」と語る、クラブOBでもある浦和GK西川とユニホームを交換。充実の表情を浮かべていた。