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南葛SC福西崇史新監督が初采配で逆転勝利

 「練習試合、南葛SC5-1ジョイフル本田つくばFC」(3日、東京・葛飾区水元総合スポーツセンター多目的グラウンド)

 南葛SC(東京都1部)の新監督に就任した元日本代表MF福西崇史氏(42)が初采配を逆転勝利で飾った。ジョイフル本田つくばFC(関東1部)と対戦(35分×3本)。1本目に先制を許したが、2本目にPKで追い付くと、相手がメンバーを入れ替えた3本目に4点を奪って突き放した。

 南葛SCにとっては事実上の始動日となったこの日、福西監督は「現状を知りたいという采配だったので細かい部分は言わなかったが、選手たちの意図は見えたし思っていた以上にやれている印象だった」と手応えをにじませた。要所で指示を飛ばすものの派手な動きはなく、静かに戦況を見つめた。それでも4-4-2の布陣でスタートしながら3本目には4-1-4-1を試すなど、自らの色をピッチに反映させた。「理想は高く持ちたいのでボールを保持していきたい。楽しくやることを求めつつ、それが緩みにつながらないように引き締めながらやりたい」と目指す方向性を掲げた。

 将来的にはJリーグ入りを目指す南葛SCだが、今季の目標は関東リーグ2部への昇格となる。昨季は福西監督も選手として約10年ぶりに現役復帰。関東社会人大会に出場したが、準々決勝で敗れて昇格を逃していた。今季は元Jリーガー4人を補強。鹿島や熊本でプレーしたMF青木剛(36)、元鹿島、栃木のFW佐々木竜太(30)、海外クラブを渡り歩き千葉にも所属したMF能登正人(28)、元湘南、愛媛のDF/MF三原向平(29)が加わった。2本目から出場した青木は中盤に安定感をもたらし、能登は同点とするPKを落ち着いて決めた。福西監督は「そういった選手が他の選手の刺激にもなる。他の選手も学んでほしいし、お互いを補いながらチームとして機能するように心掛けていきたい」とチームづくりを描いた。

 福西氏は16年に日本代表やJリーグの監督を務めるために必要な指導者資格、日本サッカー協会公認のS級ライセンスを取得している。当面は解説者の仕事と並行しての活動となるが、監督業についても前向きで「監督は初心者だが、もう若くはない。(監督の)キャリアをスタートさせなければいけない。結果を出さなければ残っていけないが、しっかり成長して(Jリーグなど)上のカテゴリーでやれるように精進していきたい」と意欲的に語った。

 11日には天皇杯東京都予選にあたる東京都社会人チャンピオンシップ4回戦でTOKYO CITYF.C.と対戦する。選手登録の関係上、今季加入した選手は出場できないが、福西監督は初の公式戦に向けて「選手も僕も公式戦でどれだけできるか」と表情を引き締めた。新監督の挑戦が始まる。

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