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【福西崇史 熱血EYE】中盤をうまく使われた日本の2失点目 南米選手権で成長を

 カタールに敗れ、悔しそうな表情の堂安(中央)ら日本イレブン(共同)
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 「アジア杯・決勝、日本1-3カタール」(1日、アブダビ)

 日本代表は1日のカタールとの決勝で、前半に2点のリードを許すと、反撃も及ばず1-3で完敗。森保一体制12戦目にして初黒星を喫した。MF堂安律(20)=フローニンゲン、DF冨安健洋(20)=シントトロイデン=ら若手を積極的に起用し、成長を促しながら頂点を目指した戦いは、目標に一歩届かず。決勝のピッチではチームの未成熟ぶりが際立った。

  ◇   ◇

 日本は2点目を取られたことが痛手だった。1、2失点目とも、シュートそのものは相手を褒めるしかないところもある。問題はそこに至るまでに、どうにかできたのではないかということだ。

 1失点目は展開される前に、だれがいっていたのか。2失点目で言えば、だれが挟み込んでいたのか。相手を見過ぎている。ある意味、歯がゆかった。全体的に塩谷と柴崎のバランスも悪く、中盤をうまく使われた。

 カタールは、プレッシャーを受けてもかわせる身体能力があり、技術も高かった。しかも冷静。だからこそ、日本はチャレンジしなくてはならなかった。カタールの戦いぶりを見て、アジアのレベルが上がっていることを実感した。

 もっとも、日本は今大会を通じて大きく成長した。途中で負けていてもおかしくなかった。特に若い選手に責任感が出ていたし、一番成長したのは冨安だ。前に出てくる積極性もそうだし、守備においては吉田に任せきりではなくなった。

 チームは順調にきている。若手とベテランの融合も、うまく進んでいる。今後、個々がレベルアップすることで、たくさんの人による競争も生まれるはず。南米選手権では、さらなる成長が期待できそうだ。(02年日韓、06年ドイツW杯日本代表=デイリースポーツ評論家)

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