長友「心と体がホクホク」謎の“長友節”でサウジ戦へ意気込み

 サウジアラビア戦に向け最終調整する(右から)長友、槙野、吉田、武藤ら日本イレブン(共同)
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 「アジア杯・1回戦、日本-サウジアラビア」(21日、シャルジャ)

 2大会ぶり5度目のアジア杯優勝を目指すサッカー日本代表は20日、決勝トーナメント1回戦のサウジアラビア戦に向け、試合会場で冒頭15分間をのぞく非公開練習で最終調整した。

 DF長友佑都(ガラタサライ)が、恐ろしいほどの臨戦態勢だ。サウジアラビア戦からは、負ければ大会から去るノックアウト方式。緊張感が高まってきている中、長友は「心と体がホクホクしている。何とも言えない感情です。ホクホクという言葉が合ってるのかどうかわからないですけど。心と体がホクホクします」と、謎の“長友節”で試合に向けた意気込みを語った。

 ホクホクの真意を測りかねる報道陣からは「ワクワクよりも上の状態か」と確認されたが、長友は「僕の中では(上)」とキッパリ。さらに「もう、だいぶ温まってますね。このプレッシャーがあるから、日本代表に残り続けたい、ここでプレーし続けたいと思うんですよね。これがだいご味なんですよ、日本代表の。日の丸を背負って、生きるか死ぬかの戦い。このトーナメントは、アジアで勝たなきゃいけないというプライド、プレッシャーがありながらの戦い。本当に、しびれるというか、ワクワクを超えて、超えた上のホクホクですよ」と説明した。

 続いて、大きな重圧の中での戦いを、今度は「サバンナ」をたとえに表現。「動物でも、サバンナで暮らしている動物と、全然危険性のない場所で暮らしている動物とでは、やっぱり研ぎ澄まされ方、洗練のされ方は違う。だから、こういう厳しいところで結果を残すかどうか、本当に生きるかどうかの戦いをしないと、人の成長はない」と力説した。

 大一番に向け、気合がほとばしる長友。「本当に地獄を見るか、天国に行けるか。これはもう自分たちが、どんなときもぶれない90分間の中で、ぶれずに戦えるかっていうところだと思います」。アジアの頂点=天国へと続く階段を、着実に歩んでいく。

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