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エース大迫!19年も半端ないって!“強行出場”も逆転2発決めた

 後半、同点ゴールを決める大迫(中央)=共同
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 「アジア杯・1次リーグ、日本3-2トルクメニスタン」(9日、アブダビ)

 2大会ぶり5度目の優勝を狙う日本はトルクメニスタンに先制を許したが、後半にFW大迫勇也(28)=ブレーメン=の2得点で逆転し、3-2で勝利を収めた。16強入りした昨年のW杯ロシア大会後に就任した森保一監督(50)の下で臨む初の公式大会。苦しみながらも頼れるエースの奮闘で、森保JAPANが何とか白星をもぎ取った。

 2019年も半端なかった。1点を追う後半11分、ゴール前の密集地帯でボールを受けたFW大迫はどこまでも冷静だった。MF原口のパスを右足で受けると、返しの左足で相手DFをかわして、右足を振り抜く。窮地を救う、待ち望んでいた同点弾は不動のエースから生まれた。

 初戦に照準を合わせていた。代表合流前に右臀部(でんぶ)を痛めていた影響で、昨年末に国内で行われた事前合宿から別メニュー調整が続いていた。全体練習への合流は、試合のわずか3日前。すべては「9日に合わせて。それを逆算した中で、スタッフと話し合って、こうした方がいいということで」。同点弾の4分後には、左サイドを突破したDF長友のクロスを押し込み逆転となるゴール。試合後は「次も頑張ります」とだけ語ったが、少ない言葉とは裏腹に抜群の存在感をあらためて見せつけた。

 若手の勢いが持ち味の新生・日本。アジア杯の初戦は、やはり苦しんだ。前回大会王者のオーストラリアが敗れるなど波乱が起きている今大会。選手たちは初戦の重要性を口にしていたが「こんなに苦戦するとは思っていなかった」(MF原口)と言うほど、立ち上がりから苦戦。特に前半は単調な攻撃、簡単なミス、集中力の欠如などが散見。親善試合では、生き生きと躍動していたチームとは別物だった。

将「反省はする」

 トルクメニスタン戦は日差しが強い日中の試合だったが、UAE入り後の練習時間はいずれも日没前後。決勝までの7試合を見据え、コンディショニング調整を行ってきたとは言え、森保監督も「振り返ると、まだやれることがあったかもしれないという反省はしていく」。試合展開もMF堂安の加点で3-1とするも、終盤にPKを献上するなど安定感を欠いた。「(ケガ明けの大迫は)もう少し展開に余裕があれば代えていた」と指揮官が語るように、薄氷を踏む白星発進となった。

 それでも、優勝したカタール大会を知る長友は「11年は厳しい試合を勝って、成長していった。だから自分としてはこれぐらい(苦しん)で良かったと思っている」。未成熟な若いチームだからこそ、反省と成長を繰り返し、頂点へと歩みを進めていく。

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