横浜M中沢佑二の引退を発表 ブログ更新で感謝「みんな元気でね。バイバイ」

 J1横浜Mは8日、元日本代表DF中沢佑二(40)が引退すると発表した。中沢は三郷工技術高卒業後にブラジル留学。帰国後はV川崎(現東京V)の練習生を経て1999年にプロ契約。02年以降は横浜Mでプレーした。20年間の現役生活を終えた苦労人は引退会見など華やかな場は設けず、静かにユニホームを脱ぐ。

 中沢はクラブを通じてコメントを発表。「20年目となる昨シーズンを一つの区切りとして考え、全てを出し切るという思いで最終戦まで走り続けました」。「1ミリの後悔もなくピッチを去ろうと思います」。「今後のことはこれからゆっくり考え、また皆さんにご報告出来たらと思います」などと引退に至る経緯と心境を記した。

 また、この日の午前に「ありがとう」というタイトルで自身の公式ブログを更新。サッカーを始めた小学6年時から現在に至るまでの30年間、関わった人たちに感謝の気持ちを伝え、「みんな元気でね。バイバイ」と締めくくっている。

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