神戸ポドルスキ 友情2発 “舎弟”GK前川デビューで有言実行“兄貴弾”

 前半、先制ゴールを決め、イニエスタと抱き合う神戸・ポドルスキ(左)
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 「明治安田生命J1、名古屋1-2神戸」(3日、豊田スタジアム)

 友情を左足に込めた。J1神戸のポドルスキが有言実行の2発で、チームを8月19日の湘南戦以来8試合ぶりの勝利に導いた。前半10分、MFイニエスタからのパスに抜け出すと、跳び上がりながら左足で合わせて先制点。1-1の後半40分には左足からの強烈な一発で決勝点を突き刺した。

 大卒2年目のGK前川のリーグデビュー戦だった。プライベートで食事や釣りに出掛けるなど親交が深く、シュート練習も一緒に行うなどポドルスキにとってかわいい“舎弟”のような存在。「助けたい思いがあった」と意気込み、試合前には「ミスしても楽しんでやれ。俺が点を取る」と声を掛けていた。前川は「本当に頼もしく感じる」と9歳上の“兄貴”を見つめた。

 2得点を挙げた4月21日のホーム名古屋戦以来196日ぶりのゴール。今季5得点中4得点が名古屋相手というキラーぶりだが「相性は考えたことない」と涼しい顔で振り返った。大きな1勝で勝ち点40に乗せ、神戸がJ1残留に大きく近づいた。

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