「明治安田生命Ｊ１、名古屋１－２神戸」（３日、豊田スタジアム）

　神戸は元ドイツ代表のＭＦルーカス・ポドルスキの２得点で勝利し、Ｊ１残留へ大きく前進した。

　前半１０分、元スペイン代表のＭＦイニエスタからのふわりと浮かせたパスに後方から突進。守備ラインの裏へ抜け出し左足のダイレクトボレーを決めた。的確にコースをつく技術の高さが際立った得点だった。

　後半１分に玉田に同点ゴールを許したものの、後半４０分に今度は力強さを見せた。右サイドで縦パスを受けると、相手守備選手を抑えながらカットイン。そのまま左足で強烈なシュートをニアサイドに突き刺した。最大の武器である強烈な左のキックで神戸を勝利に導いた。

　神戸は勝ち点を４０とし、暫定１０位に浮上した。