森保監督 OA枠を年内に招集へ 本田、香川、長友“立候補者”に「ありがたい」

 日本サッカー協会は3日、アジア大会(ジャカルタ・パレンバン)に臨むサッカー男女の日本代表メンバーを発表した。都内で会見した森保一監督(49)は大会の目標を「もちろん頂点を目指すが、ベスト4以上」と設定。さらに2020年の東京五輪を見据えて、本大会で3人まで登録が許されるオーバーエージ(OA)枠について「呼べるのであれば次の大会(代表活動)から呼びたい」と早い段階からの合流プランについても語った。

 自国開催での五輪メダル獲得へ、森保監督がチーム作りのプランを示した。かねてOAの早期合流による、チーム作りの必要性を口にしていた指揮官だったが「呼べるのであれば、次の大会(代表活動)からも呼びたいと思っています」とハッキリと語った。

 OAを交えながらのチーム作り。その理由については「経験のあるベテランから言葉で伝えてもらう、共にプレーする、背中を見せてもらうと、若い選手は本当に刺激を受け、成長をつなげてくれる」。強烈な刺激が、東京五輪世代の飛躍につながるという考えだ。

 “立候補者”は多い。ロシアW杯後、DF長友(ガラタサライ)やMF香川(ドルトムント)らがOAとしての東京五輪参加を熱望。さらに2日には代表引退を決めたMF本田(パチューカ)も「東京五輪を目指したい」と参戦。アジア大会後の代表活動予定は11月のA代表戦(12~20日)と同時期の海外遠征。A代表戦士の参戦は現実的には難しそうだが、兼任監督だけに希望はゼロではない。

 この状況に指揮官は「本当にありがたい。心強くて、うれしいです。最終的に誰を選ぶかは、現段階では決まっていないが、東京五輪世代の選手にはOAも含めて競争だと伝えている」。最強布陣で臨む東京五輪に向け、まずはアジア大会での躍進を目指す。

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