サッカー日本代表の監督を4月7日付で解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が名誉回復と解任の真相解明を求め、5月中にも日本サッカー協会を提訴する方針であることを受け、同協会の田嶋幸三会長(60)は11日、「誠意を持ってしっかりと向き合っていきたい」と話し、従来通りの考えを示した。
ハリルホジッチ氏の弁護側は、解任の意思決定を理事会ではなく会長個人が下した手続きも問題視し、公益財団法人としての組織統制や法令順守を問う質問状を送付した。日本協会は文書を受け取ったことを認め「対応は弁護士に任せている」とコメントした。