本田、絶好機逃しトップ下でも不発 それでも西野監督は高評価「予想以上の動き」

 「国際親善試合、スイス2-0日本」(8日、ルガノ)

 W杯ロシア大会に向け、欧州で事前合宿中のサッカー日本代表は8日(日本時間9日未明)にスイスのルガノでスイス代表と親善試合を行い、0-2で敗れた。FIFAランキング6位の強豪に敵地で挑んだ一戦は、慣れ親しんだ4バックの布陣で臨むも、攻撃面では決定機を作れず、守備面では軽率なミスから先制を許す展開。チームを率いる西野朗監督(63)は「チームとして危機感はまったく感じていない」と断言したが、直前に迫った大舞台を前に大きな不安を残した。

 かつて住み慣れたはずの「自分の家」は、どこか居心地が悪かった。4年ぶりにトップ下で先発出場したMF本田圭佑(パチューカ)だったが、代表では約1年9カ月ぶりのゴールを奪うこともなく、無得点のままピッチを去った。前半38分に絶好機を迎えたが、左足シュートはGKに阻まれた。「トップ下で出ている以上やはり(得点を)決めないといけない。危機感として感じている。決めるか決めないかで生死が分かれるのがW杯」と決定力不足を嘆いた。

 後半31分にトップ下の座を争う香川と交代し、自身の地位を安泰とするまでには至らなかった。「結果を出さないと真司にポジションを取られるという危機感は持っておかないと話にならない」と、「危機感」という言葉を何度も繰り返した。

 一方でチームに関しては「手応えを感じられた。まだ負けられる猶予がある。ネガティブに考える必要はない」と前向きにとらえた。W杯本番まで残された“猶予”は親善試合パラグアイ戦の1試合のみ。時間が足りないとする周囲の声に対して、「10試合あっても1試合でも一緒。20試合やったからといって別人にはなれない」と強気に言い放った。

 チームに対するポジティブな思考は図らずも西野監督の認識と一致している。さらに指揮官は本田に対して「予想以上に動きも取れていた。彼には大迫や武藤の近くでプレーできれば、よりストロング(長所)が出るのでは」と高評価を与え、今後も変わらず軸に据える方針だ。

 14年W杯ブラジル大会のコートジボワール戦の映像を見返したという本田は「チャンスがあったけど負けた。それが全て」という認識を示し、本大会に向け「紙一重を引き付ける“何か”がまだ足りない」と結論付けた。「とにかく研ぎ澄ましていく。チャンスは1本かもしれないが、それを決められるかどうか。精神的に研ぎ澄ましていく」と力を込めた。

 1次リーグ初戦のコロンビア戦まであと10日。4年の時を経て、本田は“何か”をたぐり寄せることはできるのか。それとも時間は止まったままなのか-。

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