関塚隆氏が新技術委員長就任「育成日本復活」目指す ロンドン五輪4強監督

 日本サッカー協会が12日、日本代表監督に就任した西野朗氏の後を受け、関塚隆氏(57)が技術委員長に就任すると発表した。協会を通じ、「強化・育成・指導者養成が三位一体となって『育成日本復活』を成し遂げられるよう」とコメントを出した。

 関塚隆氏は2012年ロンドン五輪代表監督として、日本を44年ぶりとなる4強入りに導いたが、あと一歩でメダル獲得には届かなかった。Jリーグでは長年、鹿島のコーチを務め、監督代行を務めることもあった。04年から09年まで(08年に一度健康上の理由で辞任)川崎を率い、ロンドン五輪代表監督を挟んで、13年に磐田、14年から16年まで千葉の監督を担当した。

 西野氏が急遽、代表監督に就任する緊急事態の中で、日本サッカー界全体の強化を担当する技術委員長の重責を担うことになった。協会を通じ、関塚氏は「ワールドカップ目前の厳しい状況の中、今の日本代表チームの状況を田嶋会長、西野監督から説明していただき、非常に大きな決断ではありますが、技術委員長に就任することを決意いたしました」とコメントした。

 さらに、「日本サッカー界が一丸となって、ワールドカップを戦えるよう全力で代表チームをサポートしていきたいと思います。また、代表チームのサポートだけではなく、強化・育成・指導者養成が三位一体となって『育成日本復活』を成し遂げられるよう、技術委員会の業務に幅広く取り組んでいきます」と技術委員長としての抱負をつづった。

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