ハリル監督「007」になる!1次L初戦相手コロンビアの試合視察へ

 サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が、W杯ロシア大会の1次リーグ初戦で対戦するコロンビアを直接視察することが19日、分かった。ベルギー遠征中のマリ戦(現地時間23日午後1時20分開始、リエージュ)後、パリ近郊でのフランス-コロンビア(同9時開始)をチェックする。

 異例の“ダブルヘッダー”で自ら「007」となり、約350キロの道のりを、手倉森コーチ、西野技術委員長を引き連れて車で走破する予定だ。

 マイアミの奇跡を起こした96年アトランタ五輪では、当時の西野監督が直前に行われたブラジル五輪代表と世界選抜の試合を直接視察。西野委員長は「直接見ると(ピッチ)全体の視野を確保でき、いろんなアングルから見られる」と有効性を口にする。

 18日夕にリエージュ市内の宿舎に入った指揮官。19日からは合宿をスタートさせる。寒波の影響で気温は低いが「寒いのは想定していた」とニヤリ。冷気を切り裂く熱い視線で、コロンビアを丸裸にする。

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