「明治安田生命Ｊ１、神戸２－０Ｃ大阪」（１８日、ノエビアスタジアム神戸）

　神戸はＣ大阪に２－０で快勝し、長崎に競り勝った札幌、浦和を破った横浜Ｍとともに１勝目。日本代表の活動で中断し、３０日に再開する。

　神戸が待望の勝ち点３を手にした。前半と後半に１点ずつ奪い、守りでも無失点。今季リーグ戦初白星で、クラブで節目のＪ１通算２００勝に到達。吉田監督は「久しぶりの勝利をうれしく思う」と息をついた。

　まずは前半３４分。クロスのこぼれ球を待ち構えていたＭＦ藤田が右足でゴールに蹴り込み先制。「ミートを意識して、力まずに蹴られてよかった」と喜んだ。

　Ｃ大阪が反撃に出た後半の苦しい時間帯も耐え切った。１－０の３８分にはＦＷポドルスキが貴重な追加点となるゴール。ドイツ出身の主将は「味方に一息つかせるようなゴールを決めることができた。２００勝の記念すべき勝利が取れた」と充実感をにじませた。