神戸、長崎にドロー ポルディが2発!世界基準の技術で劣勢を一人で跳ね返す

 「ルヴァン杯、神戸2-2長崎」(6日、ノエビアスタジアム神戸)

 開幕し、D組の神戸は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が2得点し、長崎と2-2で引き分けた。A組でFC東京は横浜Mに0-1で敗れ、C組のG大阪は広島に0-4で大敗した。今大会から1次リーグはJ2の二つが参加し、16チームが4組に分かれて争う。各組上位2チームがプレーオフに進む。ACLに出場の鹿島、柏、川崎、C大阪の4チームは準々決勝から出場する。

 世界水準の技量を見せつけた。神戸のポドルスキが後半に立て続けに2点を挙げ、劣勢を1人ではね返した。もっとも、「もっと支配できた。勝ち点1では足りない」と満足した様子はなかった。

 後半6分、ゴール正面からのFKを枠の右隅へ。17分には反転しながらボールを受け、中央に切れ込んでミドルシュート。2本ともGKの手が届かない完璧な弾道だった。

 吉田監督が「交代させるわけにはいかなかった」と、思わず予定を変更してフル出場させるほどの存在感。ポドルスキは「楽しめば疲れがたまらない。力を抜いてプレーをしたい」と振り返った。

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