米子北が逆転勝ち 注目の山梨学院・加藤、先制弾も…早大進学へ

 「全国高校サッカー選手権・1回戦、米子北2-1山梨学院」(31日・ニッパツ三ツ沢球技場)

 1回戦が8会場で行われ、米子北(鳥取)が山梨学院を2-1で下した。米子北は、前半23分にセットプレーから山梨学院のU-18代表経験者であるFW加藤拓己(3年)に先制を許すも、同31分にDF坂田二千翔(3年)が同点弾。さらに後半7分には、ゴール前のこぼれ球をFW葉間田累(2年)が流し込んで逆転に成功。この1点を守り切った。

 屈強なフィジカルを誇る山梨学院FW加藤に1点を許しながらも、その後は好機を見逃さずに逆転勝利。米子北を率いる城市監督は、空中戦に強い加藤対策を練習から行い「2トップを中心にまとまったチームを相手に戦うことを楽しみにしていた。ここで勝てれば成長できると思っていた」と充実の表情で振り返った。

 敗れた山梨学院FW加藤は卒業後、早大への進学が内定。U-16代表からU-18代表まで各世代別代表も経験してきた肉体派ストライカーは「個人として成長して、プロへの道を切り開きたい。これまでと違い、注目も少なくなるだろうが、いつかJクラブに内定した時に『あの時の加藤か』と言われるようになっていきたい」と涙をこらえながら話していた。

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