C大阪から杉本と清武が日本代表選出 負傷の山口は外れる

 日本サッカー協会は29日、12月の東アジアE-1選手権に臨む男子日本代表23人を発表し、MF清武弘嗣(C大阪)やFW金崎夢生(鹿島)が復帰し、DF初瀬亮(G大阪)やMF三竿健斗(鹿島)、FW伊東純也(柏)阿部浩之(川崎)らが初選出された。海外組は招集せず、国内組のみで編成した。

 C大阪から2人が選出され、エース格として期待のかかるFW杉本健勇は「点を取った奴がエースって言われると思うので、そうなれるようにしたい。結果を残さないと次がない。チームとしても個人としても結果が求められる大会」と自覚十分に話した。リーグ戦では直近5試合6得点を挙げるなど好調で、今季22得点はJ1得点ランクで単独トップに立つ。ハリルホジッチ監督は杉本について「これからまだまだ成長する選手。さらに成長してもらいたい」と話した。

 3月のW杯最終予選以来となる代表復帰に「この度は日本代表に選出していただき本当に光栄です。まずは最終戦をしっかり戦い、切り替えて頑張っていきたいと思います」とクラブを通じてコメントした。今季は4度の負傷離脱を繰り返し、ハリルホジッチ監督も「少しケガが多い選手。A代表に残るにはフィジカルコンディションもトップにしないといけない。さらに高いものを見せないといけない」と奮起を促した。負傷から復帰後は5戦2発と復調気配。ロシアW杯メンバー入りへ勝負を懸ける。

 また、24日の練習中に負傷し、右腓腹筋筋損傷で全治3週間と診断されていたMF山口蛍はメンバーから外れた。

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