C大阪再昇格1年目でACL出場決めた!エース杉本2発で逆転!得点ランク単独トップ

 「明治安田生命J1、C大阪3-1神戸」(26日、ヤンマースタジアム長居)

 C大阪は、日本代表FW杉本健勇(25)の2得点などで神戸に3-1と逆転勝ちし、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位以内を確定させた。首位の鹿島は柏と0-0で引き分け。優勝決定は29日以降に持ち越された。大宮は甲府と0-0で引き分け、来季のJ2降格が決定。広島はFC東京を破って残留が決まった。

 風格すら漂わせる逆転劇だった。C大阪が今季初の5連勝で3位以内を確定させ、14年以来となる来季のACL出場権を獲得。立役者は紛れもなく杉本だった。後半の4得点で逆転勝ちした前節横浜M戦同様、前半早々に先制を許したが「前の試合のいいイメージを共有できた」(杉本)とチームが浮き足立つことはなかった。

 徐々に神戸を押し込むと同点ゴールは必然のように生まれた。前半41分、DF松田の右クロスに走り込んだ杉本が「(ゴールの)上だけには行かないように」と豪快にヘディングで叩きつけた。2戦連発となる今季21得点目で、試合のなかった興梠(浦和)を上回り暫定ながら得点ランク単独首位に立った。

 さらに逆転に成功した後半42分にはDF丸橋の左クロスを左足で合わせて22得点目。13年の柿谷(21得点)を上回り、C大阪の日本人選手ではJ1シーズン最多得点とした。杉本は「まだ何も決まっていない」と得点王争いには見向きもしない。ゴールの喜びに勝るものが「それだけを決めたかった」というACLへの切符だった。

 今季は浦和が10年ぶりにアジアの頂点に立ったが、尹晶煥監督は「浦和に負けない姿を見せられると信じている」と言い切った。4年ぶりに挑むアジアでその言葉を証明する。

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