J1川崎、優勝へ望みつなぐ勝利 鬼木監督「選手たちが勝ちたい気持ちを出してくれた」

G大阪に勝利し子供達とバンザイで喜ぶ川崎・中村憲剛=等々力陸上競技場(撮影・三好信也)
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 「明治安田生命J1、川崎1-0G大阪」(18日、等々力陸上競技場)

 首位の鹿島を勝ち点差7で追う2位の川崎はホームでG大阪と対戦して1-0で勝利し、勝ち点差を4に縮めた。多くの決定機を作りながらも得点に結びつかない展開となったが、後半37分に右CKからDFエウシーニョが決勝点をマーク。この日、試合がなかった鹿島のリーグ優勝を阻止し、逆転での優勝に望みをつないだ。

 負ければその瞬間、鹿島の優勝が決まる。追い詰められた川崎は、立ち上がりから攻め続けた。前半から多くのチャンスを作り、G大阪ゴールへと迫った。相手GK東口の攻守に何度も阻まれたが、終盤にセットプレーから待ち望んだ得点が生まれた。90分間で合計25本のシュートを放つ展開に、鬼木監督は「終始、自分たちが作る形でゲームを進められたが、なかなか得点できずに難しいゲームになった。ただ、最後はセットプレーからでしたが、選手たちが勝ちたい気持ちを出してくれたと思う」と振り返った。

 焦(じ)れずに戦った。「フィニッシュまでの形は良かった。いつかは入るだろうというのは(考え方として)ダメだけど、余裕はあったし、悪くはないと思った」とMF阿部が振り返れば、鬼木監督も交代カードの切り方も「自分たちの形を崩したくはなかったので、(交代での)変化は人の部分で変化をつけようと思った」。丁寧にパスをつなぎ、ゴール前に侵入するスタイルを貫いた。

 4日のルヴァン杯決勝では、悲願の初タイトルを逸した。MF中村が「クラブにかかわる人たちに失望を与えてしまった」と語るほど敗戦のショックは大きかったが、代表活動期間で生じた約2週間の中断で、切り替えた。これで鹿島との差は4。残り2試合という現状を考えれば険しい状況だが、奇跡の逆転を信じて戦い抜く。

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