高梨沙羅が涙 開口一番「みんなのおかげです」4年前のメンバーにも感謝「有希さんと幸椰さんと」 ずっと笑顔も伊藤との20秒間のハグで涙腺崩壊

 「ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ混合団体・決勝」(10日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)

 日本は丸山希(27)=北野建設=、小林陵侑(29)=チームROY=、高梨沙羅(29)=クラレ=、二階堂蓮(24)=日本ビール=で挑み、合計1034・0点で同種目初のメダルとなる銅メダルを獲得した。高梨にとっては18年平昌五輪のノーマルヒル以来2大会ぶりのメダルとなった。

 スーツ規定違反による悪夢の失格から4年。一度は引退もよぎった。この4年間は課題のテレマークや、スーツの問題。試行錯誤を繰り返し、成績も低迷した。それでも最後まで前を向きたどりついた4度目の夢舞台で、自身の選択が正しかったことを証明した。

 ずっと笑顔を浮かべていた高梨だったが、4年前の団体戦でともに戦った伊藤有希とハグを交わした涙がこぼれた。20秒以上抱き合い、何度も伊藤が高梨の頭をなでた。丸山の台頭もある中で今回は団体戦メンバーには入れなかった戦友。思いを重ねた抱擁の瞬間に、互いに涙が溢れ出した。

 4年前の団体戦でともに戦った伊藤有希とハグを交わした瞬間。丸山の台頭もある中で今回はメンバーには入れなかった戦友。約20秒間の熱い抱擁の瞬間に、お互いに涙がこぼれた。

 インタビューで高梨は開口一番、「みんなのおかげです」と語った。「有希さん、幸椰さん」と4年前のメンバーで佐藤幸椰の名前も口にし「本当に一緒に飛んでくれた仲間、日本チームのみなさんのおかげで練習、個人戦以上にいいジャンプができた」と感謝した。

 4年前の悪夢を払拭した。「毎回チーム戦となると、足を引っ張ってしまう試合が多く、団体戦の苦手意識が、硬くなって自分のジャンプができないことが続いていて選ばれたときは自信もなくて、コーチに相談したこともあったが、トレーニングで自信を持って試合に臨めて、自分だけの力だけじゃなくまわりのみなさんの支えもあって、メダルも取れて本当に感動しました」と、声を震わせた。

 4年前のメンバーだった伊藤、佐藤への思いに触れ「あの時、一緒に飛んでくれた、有希さんと幸椰さんと、取ることができなかったメダルを、今こうして自分もこの舞台に立たせていただいて、取ることはできたんですけども…。それでもずっと応援してくれる有希さん、幸椰さんのおかげで今ここに立たせてもらっているので。自分の取ったメダルではないと思いますが、たくさんの方々の力があって取れたメダルです」と、あふれる感謝の思いを伝えた。

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