久保建英 ベスト16での敗退「まだ悔しい」 U-17日本代表が帰国

U-17W杯から帰国した久保
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 ベスト16に終わったU-17W杯インド大会に出場した日本代表が19日、成田空港着の航空機で帰国した。日本は決勝ラウンド1回戦で、強豪イングランドと対戦。互角の戦いを演じた末、PK戦で敗退した。

 FW久保建英(16)=FC東京U-18=は「2日経ってもまだ悔しい。この悔しさは忘れない」と敗退を胸に刻み込んだ。その一方で、大きな手応えも口にする。「日本が5年後、10年後にサッカー大国になってもおかしくない戦いはできた」。それが大会を通じて得た財産だ。

 敗戦の夜、悔しさをにじませながら、反省会が行われた。主将の福岡慎平(17)=京都U-18=は、「久保とは、『イングランド相手でも自分たちのサッカーができた。自信になったね』と話しました」と明かす。そして「今回ベスト16だったけど、目標はここじゃない。A代表で、W杯で優勝することが目標」と全員で誓い合ったという。

 久保は次の目標を聞かれて、「自分の置かれた環境で100%頑張ることで、目標の方がやってくるというのが自分の考え。努力していれば結果として返ってくる」と言葉を濁した。その上で「今回は目に見えた結果が出せず、とても悔しい。次にやるときは自分たちが一段も二段も上になりたい。そのためにどうするか考えていきたい」と誓う。

 2000年生まれが中心となるこの世代は00ジャパンと呼ばれる。この大会で得た手応え。そこに満足せずさらに上を目指す。世界で勝つ力をつけたとき、日本はサッカー大国の1つに数えられるかもしれない。

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