日本サッカー協会は10日、日本サッカー殿堂入りした加茂周(77)、今井恭司(71)両氏の掲額式典を東京都内で開き、日本初のプロ監督で日産自動車(現横浜M)や日本代表を率いた加茂氏は「日産で最初に優勝した試合と全日空(横浜フリューゲルス)で延長の末に勝ったのが印象に残っている」と、タイトルを獲得した天皇杯全日本選手権の思い出に浸った。
サッカーカメラマンの草分け的存在の今井氏は、日本が初出場した1998年ワールドカップ(W杯)の写真を紹介し「ここに来るまでに、どれだけの長い道のりがあったか」と感慨深げに振り返った。