G大阪、光見えず…2戦連続スコアレス 優勝戦線から後退
「明治安田生命J1、G大阪0-1柏」(19日、市立吹田サッカースタジアム)
スタジアムに響くブーイングがむなしい。G大阪は後半23分に左サイドを崩され、痛恨の失点。ホーム2戦連続のスコアレスで、4戦勝ちなしとなった。残り11試合で首位との勝ち点差は13。事実上の終戦だ。
MF井手口は攻守に存在感を発揮し気を吐いたが「よかった時はみんなアグレッシブだった。思い出しながらやっていくしかないのかな」と絞り出すように話した。
「諦めた瞬間に終了なので」と、懸命に前を向いた長谷川監督。クラブ幹部は「可能性を信じて一丸となってやるだけ」と話し、現有戦力で状況を打破する方針だが、厳しい現実を突きつけられた。