サッカーのW杯北中米3カ国大会に選出されたFC東京のDF長友佑都(39)が17日、都内で会見を行った。5度目の大舞台への決意を語るとともに、選出を巡り、自身への賛否についても言及した。
5大会連続選出は日本代表史上最多で、アジア選手としても初めての快挙。「光栄に思います。カタールW杯から4年間苦しいこともたくさんあったが、たくさんの方々に支えられてここにたどり着けた。ただ、ここで終わりじゃない。大きな優勝という夢があるのでそこに向かって全身全霊で戦います」と決意を語った。
15日に日本代表として初の5大会連続W杯選出を果たした長友。メンバー入りが告げられた後には涙を流す場面もあった。「気持ちは感謝1000パーセント。それ以外の感情はないです」と力を込めた。
一方で、今回のW杯アジア最終予選では全活動に招集されるも、全10試合でベンチ外。貴重な選手枠「1」を長友に使うべきなのか、ネット上では“長友不要論”も渦巻いた。それでも長友は自らの言葉で賛否について一蹴した。
「自分の4大会の経験は必ず生きる。ピッチにでても自分は勝負できるし、ピッチ外でこの長い1カ月以上の時間の中で日々いろんなことがある。4大会でみなさんが知らないこととか、日々いろんなことがある中で自分はW杯の嗅覚を持っている。独特のにおいがあって、それを嗅ぎ分けて…空気清浄器のように。悪い、汚れたなと思ったらきれいな空気に浄化できる。そういったところも含めて空気清浄器みたいな役割を果たせると思う。自分のいることの意味、存在価値はみなさんにお見せできると確信しています。今、賛否両論あるみたいですが、みなさんW杯が終わる頃には称賛しかないでしょうね。それくらい自信、魂もって日本だけではなく、世界を巻き込んで戦います。見ていてください」
5度目のW杯の位置づけについては「集大成」と宣言。ただ、「優勝して集大成を最高の形で終えたい…多分。またW杯後に何を言い出すか分からないので。今のところ現時点では集大成」と苦笑いで補足した。
◇長友佑都(ながとも・ゆうと)1986年9月12日、愛媛県西条市出身。東福岡高から明大を経て在学中の2008年にFC東京入り。10年からイタリア1部のチェゼーナ、インテル、トルコ1部のガラタサライ、フランス1部マルセイユでプレー。21年9月にFC東京復帰。08年に日本代表デビュー。22年のカタールW杯で日本選手最多に並ぶ4度目のW杯出場を果たした。歴代2位の国際Aマッチ通算144試合出場4得点。170センチ、68キロ。利き足は右。妻はタレントの平愛梨。